アラサー世代の皆さん、20代のころに比べ、スキンケアにかけるお金や時間が増えたのではないでしょうか。しかし、現実はそれに相応するメリットを得られていますか? 近年アンチエイジングの流行により、たるみやシワなどさまざまな肌トラブルを改善するコスメを見かけることが多くなりましたが、かといって、老化を予防できるかと言ったらそうではありません。コスメはあくまでも外側からとり入れる肌の手助けのようなもの。キレイな肌を目指すにはやっぱり内側からのケアが大切なのです。
肌をキレイにする内側からのケアとは?
1……白湯もしくはハーブティーを飲む
白湯は冷えを改善したり代謝をあげたり便通をよくしたり――と女性の健康に最適。また、ハーブティーではカモミールやジャスミンティーなど黄色いお茶が最適です。老廃物を「出せる体」を作ることが内側からキレイになる近道です。
2……甘いものをとりすぎない
糖質は肌を酸化させます。ゴワつきやくすみ、シワが気になっている方でお菓子が大好物の方は要注意。大好きでやめられないという方は、ハチミツ・フルーツなどの自然な甘みをとり入れましょう。
3……グチを言わない
30代前後は仕事や結婚、出産などさまざまなできごとをまわりと比べてしまいグチや嫉妬が多くなると言われています。不満ばかり口にしていると脳の中が常に不快感でいっぱいに。心の状態が悪いと肌の状態や顔つきだけでなく体の状態も悪くなります。
4……スパイスを使う
肌トラブルを起こしやすい人は体が冷えていることが多く、中でも腸が冷えることで肌だけでなく体にもさまざまな不調をもたらします。日常的に料理や飲み物にスパイスをとり入れて芯から温め巡る体にすると肌がキレイになるだけでなく体まで軽くなります。
代表的なものはトウガラシや生姜、ナツメグなどですが、筆者が最近ハマっているのはクミンで、かかりつけの整体師が冷え性や女性トラブルにいいと教えてくださりそれからハマっています。白湯に小さじ1のクミンを加えて飲んでいます。こうしたスパイスは血行を促進し肌にハリをもたらしイキイキとしてきます。
5……季節問わずお腹を温める
末端冷え性よりも深刻!? 手足が温かいのにお腹が冷えている女性が急増しています。お腹が冷えると全身冷えやすく、美肌を保つのに重要な腸の動きまで悪く……。
またお腹まわりが冷えることで、ホルモンバランスが崩れたり婦人科トラブルにつながります。今の時期ですと腹巻やカイロでお腹まわりを温めるのがおすすめ。夏でも冷房や冷たいものの摂取でお腹は常に冷えやすい状況なので季節問わずお腹の温めは意識をして!
まとめ
体の内側が不調だと、どんなにアンチエイジングコスメをとり入れても美肌には近づけません。こうした内側からのケアを取り入れて肌の土台を作り、スキンケアはその補佐的な存在として活躍させていきましょう。コスメに頼りきっていてはキレイへの道は開けませんよ!