1. ケンカの解決法
長続きするカップルは、毎回感情的になるとは限りませんが、やはり頻繁にコミュニケーションをとっていると、意見の相違が訪れます。なんとなく『コイツムカつくな』と思ったときに、双方がケンカの解決法を持っているとラクです。例えば、彼は一度怒るとその日はもうずっと怒ってるから1日放置してからなんとなく話しかけたら機嫌がよくなってるとか、彼女はお腹が空いたときによくキレてるからケンカになったらラーメンに誘えばいいとか、そういった仲直りの解決法を持っていると、ケンカしても安心していられます。
2. 共通の好きな食べもの
長年連れ添った夫婦は顔が似てくるといいます。それは、毎回、同じものを食べているからなんだそうです。たしかに、はじめは食べものの好みが違っていても、毎回一緒に食事をしているうちに、違う食べものを2品選択するのは効率が悪いような気がしてきます。そのうち、お互いが妥協して同じような食べものを好きになるのです。
3. 共通の生活習慣
日本で暮らしていると、外国人も日本人の顔になってくるといいます。長年連れ添っている夫婦は、はじめは趣味嗜好が違っていても、一緒に暮らしているうちに生活パターンが似通ってくるものです。生活パターンが真逆だと、長い目で見て、一緒に暮らすのがしんどくなります。同じような生活パターン、同じような食生活、同じような話題が長続きするカップルには不可欠です。
4. ひとりの時間
長続きするカップルは、矛盾するようですが、一緒にいても、ひとりの時間を持っています。付き合いはじめの頃は、24時間一緒にいたいという衝動にかられるものです。でも、長年付き合ってもずっと情熱的に会いたい会いたいをやらなくちゃいけないのであれば、だんだんと疲れてくるものです。ある程度パートナーと距離が置けて、部屋に一緒にいても、パートナーのことをまったく気遣わずに、自分が好きなことをしていられるようになると、ある意味、2人の間に信頼関係が生まれたということになります。
5. 独立心
お互いが依存しあって、別れたら生きていけないから長続きするという関係もあります。でもこれ、健全ではないし、本人たちはすごく辛いんです。健康的に関係を長続きさせるには、不必要にパートナーに干渉したり、意見したり、わがままを言ってわざと困らせるようなことをしたり、試したりしてはいけないです。お互いか独立し、個々に好きなことをしながら、時間があうときに寄り添える関係が理想です。いくら好きだからと言ってどっちか一方が無理をしていると、長続きすればするほど、辛くなり、ある日バカらしくなって、すべてをリセットしたくなります。