もとから乾燥肌の人、年齢を増すにつれて肌の乾燥がひどくなる人、いろいろなタイプの人がいるかと思いますが、どちらにしろお肌を乾燥させた状態は、皮膚のたるみ・シワ・粉吹き・皮脂の過剰分泌などさまざまな原因のもとになります。さらにメイクをすることでより肌に負担が……。
乾燥した状態は✕
お肌の潤いが十分でない状態でメイクをするのは、より皮膚の状態を悪化させてしまいます。角質が弱いと、メイクの成分が肌に負担をかけてしまいます。それ以外にも、メイクを落とすときも汚れが落ちにくかったり、しっかりとメイクがのらずにヨレやメイク浮きが目立つことに。
潤った状態でメイク
メイクをする場合は、おでこ・ほほ・あごのラインなど、どんな場所でも潤いを保った状態でないと、メイクノリがよくありません。潤いケアをしっかりとした状態でメイクをすれば、メイク直しの手間も省けるほか、お肌の健康にも影響していきます。メイク前の対処はしっかりとやっておくべき!
スキンケアはじっくりと
忙しい朝、メイクの時間を短縮してでもスキンケアの時間はたっぷりとる必要があります。スキンケアに時間をかけるだけでメイクのつけ心地に違いがあるので、メイクでごまかすよりも効果的です。
洗顔とスキンケア
夜寝ている間に皮膚の再生が行われているため、朝起きたときのお肌の状態は、少し皮脂が浮いていたり乾燥で粉が吹いていたりと人によってまちまち。余分な皮脂や角質は、温かいかな? と思うくらいの温度の水で洗顔をし、時間を空けずに手早くスキンケアに移りましょう。
引き締めよりも大事なこと
毛穴をきゅっと引き締めるよりも、洗顔後は温かい皮膚を保った状態にして、化粧水を染みこませることが必要です。コットンなどを使わず、皮膚の温度を保つために手で化粧水を染みこませることが大事。毛穴の奥に染みこませるように、温かい手でおさえてじっくりと行います。
手早くバリアを
化粧水を付けたあとは、手早く乳液・クリームとお肌をバリアさせておきましょう。化粧水はたっぷり、乳液でしっかりとふたをし、薄くクリームを塗って水分をにがさないようにします。化粧水を付けたあとのケアは、なるべく手早くやるのがポイントです。
乾燥肌にはワンクッションを
スキンケアが終わったら時間を空けずにさっそくメイクを行いましょう。しかし、乾燥肌の人はすぐにファンデーションを塗ってしまうと、ひどい乾燥を招きます。メイクを行う前は、ドライスキン専用の下地を塗ると、お肌の滑らかさ・保湿・紫外線防止など、乾燥に対して有効な対策が行えます。
ポイントはここ!
ドライスキン専用のスキンケア商品を使っていても、乾燥しないようにメイクを手早くしても、なかなか改善されない人もいるでしょう。そのような場合は、お肌のスキンケアだけでなく、マッサージをとり入れるのがポイントです。夜も朝も、お肌のハリが必要な部分をマッサージしましょう。
あの手この手でOK!
マッサージを行う場合、手の摩擦で皮膚がこすれてしまうので、クリームを塗ったときに行ったり、または専用の美顔器などでマッサージしてもOK。そのほか有効な手段として、指で押しながらつぼマッサージも効果的。血行をよくしてお肌のハリがよみがえり、保湿しやすい肌に生まれ変わります。