すっぴんを見たとき、シミやくすみ、肝斑などがなく透明感あふれる肌である女性は一握り以下。毎日化粧や過労、食生活で肌トラブルが出現しています。広い意味ではシミもくすみも肝斑もみんな肌に起こった「色素沈着」。これらに特効薬はないけれど、続けることで確実に改善へ向かっていく方法があるのです。それが今回お伝えする7つのポイント!
肌に起こった色素沈着を治そう!
1. 肌の摩擦を減らす
色素沈着の一番の原因は「摩擦」。しかし肌はクレンジングや洗顔、スキンケアなどで毎日摩擦されています。摩擦の刺激を受けると防御反応としてメラニンを生成します。特に角質層の薄い顔の肌は敏感に反応するため、摩擦を起こさないよう毎日のケアに工夫を。クレンジングはゴシゴシ洗わなくとも馴染ませる程度で落ちますし、泡たっぷりの洗顔を肌に転がすようにのせるとこするのを予防できます。スキンケアではコットンパックにしたり、オールインワンゲルで肌を触る回数を減らすのもおすすめです。
2. テカるくらいに保湿する
肌が乾燥しているとバリア機能が低下し、少しの刺激も敏感に反応します。乾燥させないためにもしっかりと保湿することが大切。洗顔後はみるみる乾燥するのですぐにスキンケアに移行し、普段から気持ちテカるくらいに保湿するのがマスト!
3. ビタミンCで抗酸化
ビタミンCは細胞のダメージを防ぎ、メラニンの生成を制御する救世主! それだけでなく、コラーゲンの産生も助けてくれます。サプリはもちろん、野菜や果物などで一日3,000mgを目標としたいところ。ビタミンCはとり溜めできないため、一日3食の3回に分けて摂取するのがおすすめ。
4. コンディショナーをオーガニックに
一見サラサラになるのであまりすすがないほうが良い……と思われがちなのがコンディショナー。しかしこれが大間違いで皮膚に少しでも残っていることで炎症を起こします。髪の生え際やおでこ、ボディなど長年知らずに続けると肌トラブルに。コンディショナーはしっかりと洗い流し、自然由来のオーガニックのものを使えば安心! その変わりシャンプーは頭皮や髪質と相談し決めてOK。
5. 抗炎症コスメをプラス
敏感になっている肌には抗炎症作用のあるコスメをプラスして炎症を抑えて改善を。慢性的な炎症は肌の老化を加速させるので素早い対処を!
6. トラネキサム酸をとる
トラネキサム酸はアミノ酸の一種で色素沈着のもととなるメラニンを作り出すメラノサイトの活性化をブロックしてくれます。内服することで色素沈着改善と予防に繋がり美肌への第一歩に。保険が効くので安く皮膚科などで処方してもらえますよ。
7. 合わない化粧品はゴミ箱へ
どんなに高級で高かったコスメでも少しでもヒリヒリしたり刺激を感じたら肌に合わない証拠。続けても肌が荒れるだけで逆効果です。思い切って捨てることが美肌への近道。
いかがでしたか? シミや肝斑、くすみなどの色素沈着は、お疲れ顔・老け顔を作り出します。これらをまずは1ヵ月続けてみてください。続けた人から肌の変化を実感することができるでしょう。