うだるような暑さが続き、外にでるのも億劫になってしまいがちですが、レストランを訪れるとなれば、やはり気持ちは華やぎワクワクするものですよね。お出かけする時の嗜みとして、ハンカチやティッシュペーパーや化粧ポーチは常に持ち歩くと思いますが、その他にも持ち歩いていると「使える」アイテムがいくつかあります。今回はレストランで食事をする時にあると役立つ、ちょっとした女子力アップアイテムをご紹介したいと思います。
消毒ジェルやウェットティッシュ
日本のレストランでは席につくとお手拭きをいただけることがほとんどですが、たまにこのサービスが無い場合があります。そんな時はお化粧室に立って手を洗いたいところですが、タイミングを逃してしまうと、手も洗えないまま食事を開始し、パンを手に取ることになってしまいます。そんな事態を回避するために用意しておきたいのが、除菌用の消毒ジェルやウェットティッシュ。これさえあれば、いつだって美味しい食事を清潔な手でいただきたくことができます。ただし、あまり目立たないようテーブルの下で、極力さりげなく使用するのがスマート。赤ワインやソースを洋服にこぼしてしまった……という時にも、ウェットティッシュは活躍します。ちなみにワインをいただく席で、いざという時に持っていると役立つ上級者アイテムがワイン専用の染み抜き。誰かがワインをこぼしてしまった時に、さっと手渡すことができたら、とても素敵ですよね。
カーディガンやストール
男性はドレスコードで「ジャケット着用」を指定されることが結構ありますが、女性の場合はシーンにある程度見合っていれば比較的自由に洋服を選ぶことができます。今の季節はノースリーブのワンピースなど、肌の露出が多い服を着ることが多いでしょう。そんな時は、ジャケットまではいかなくても、カーディガンを一枚持っておくと便利です。上司や取引先との会食などのビジネスシーンだったら、一枚羽織ったほうがきちんとした印象を与えることができますし、冷え対策としても有効です。暑い夏の日、大抵の場合、レストランは冷房がかなりシッカリきいています。最初は涼しくて気持ちいいかもしれませんが、あまりに室外と室内の温度差が激しいと、体に負担をかけてしまいます。美容と健康にとって「冷え」は大敵ですから、少しでも寒いと思ったら、カーディガンを羽織って食事に臨みましょう。シンプルなストールはひざ掛けとしても使えるので特にオススメです。
マウスウォッシュ
ガーリックたっぷりのイタリアンや焼肉をいただいた後、お口のニオイは気になりますよね。美味しくお料理をいただいた後もスッキリ爽やかでいるために、食後のオーラルケアは欠かせません。とはいえ、ゆっくり歯を磨きにこもる時間もないでしょうから、手っ取り早いのは市販の「マウスウォッシュ」。お店を出る前にちょっとクチュクチュしておくだけで、口中がとてもスッキリしますし、歯の色素沈着も抑えてくれます。特に赤ワインをいただいた後、うがいもせずしばらく放置しておくと、色素成分であるタンニン(ステイン)が影響し、歯が茶色っぽい色調になってきてしまいますので気を付けたいところ。食べたり飲んだりした後はなるべくマウスウォッシュでうがいをして、リフレッシュする習慣をつけましょう。ただ、2軒目でもワインや蒸留酒をいただく場合、刺激の強いマウスウォッシュを使ってしまうと、その味わいが口に残り、次のお店でワインの美味しさを捉え辛くなってしまうので、気を付けてくださいね。
いかがでしたか? どのアイテムも気軽に手に入り、それほどかさばらないのも魅力。そして、持っているだけで、「女子力高い!?」と思われるかもしれません。良かったら、今宵のディナーから、コッソリ携帯してみてくださいね。