日差しがますます厳しくなり、紫外線もガンガン降りそそぐこの季節。しっかり対策しているつもりでもやっぱりお肌に元気がなくなったり、シミやシワなどのダメージが気になりますよね。日焼け止めや美白スキンケアといった外側からのケアも大切ですが、心がけたいのは内側のケア。紫外線による肌のダメージを最小限にふせぎ、回復するパワーを与えてくれる栄養素をたくさん含む「スーパーフード」を賢く食べて、今の時期を乗りきりましょう!
ニンジン
ベータ―カロチンの豊富なニンジンは、紫外線でダメージを受けた肌にとっては救世主的な存在。体内でビタミンAに変換されるベータカロチンは日焼けによるダメージをおさえる効果が認められています。スティック状にしたり、ジュースやスープに活用したり、いろんな食べ方で毎日食べるのがおすすめ。1日2~3本くらいは食べるよう心がけましょう。とはいえ食べすぎには要注意! 一時的とはいえ肌がオレンジ色っぽくなってしまいます。
サツマイモ
ベータ―カロチンやビタミンCという肌を保護する働きをもつ栄養素が豊富なサツマイモ。日焼けによる肌のダメージをおさえる効果が高いといえます。また植物繊維も豊富で美肌効果もあり、身近な“アンチエイジング”食材です。
トマト
トマトといえば、紫外線のダメージから肌を守ってくれる「スーパーフード」の筆頭にいつもあげられるほど効果の高い食材。ビタミンCとリコピンが豊富で、肌の潤いを守り肌にダメージを与えるフリーラジカルを撃退する作用にすぐれています。ちなみにリコピンは加熱するともっと増えるので、パスタソースやスープなどでたっぷりととるようにしましょう。
キュウリ
キュウリの大半は水分なのですが、肌の潤いを保つための水分補給はかかせません。さらにキュウリにはコラーゲンの生成を促進する働きもあり、肌の弾力をキープする効果があります。さらにキュウリには炎症をおさえるクーリング効果も。日焼けをして肌が赤くなってしまったら、冷たく冷やしてペースト状にしてから気になる部分に塗ってあげると、日焼けによるほてりを冷ましてくれます。
オートミール
オートミールにはアベナンスラマイドという抗酸化物質を多く含み、この物質はほかの食材では摂取することができません。朝食にボウル1杯ほど食べるのが適量です。またオートミールはダメージをうけたお肌へのスペシャルケアとしてパックとして利用することもできます。オートミールを通常より多めのお湯でとき、よく冷ましてからお肌に塗ります。このときすりこんだりせず、肌にやさしくのせるような感じで塗りましょう。その後、数分おいてから水でよく洗い流します。
緑茶
日本人にとって身近な緑茶は肌の老化を引きおこすフリーラジカルと闘う抗酸化物質が豊富で、炎症をおさえる作用もあります。午前中に緑茶や抹茶を飲むのが理想的ですが、カフェインを含んでいるので1日3~4杯くらいが適量です。カフェインはとりたくないという方には、カフェインフリーのルイボス茶で代用することもできます。
ストロベリー
紫外線の気になる時期こそ、ビタミンCの豊富なベリー類やキウイフルーツをたくさん食べてお肌を守りましょう! ビタミンCや植物栄養素たちが天然の日焼け止めのような働きをして、肌をダメージから守ります。ストロベリー100gとキウイフルーツ1個半で1日に必要なビタミンCをカバーすることができます。
ダークチョコレート
チョコレートなんてなんとなくお肌によくないような気がしますが、カカオ含有率の高いダークチョコレートなら大丈夫! カカオにはフラボノイドという抗酸化物質が含まれており、肌をスムーズにしたり、紫外線のダメージから守る効果が高いといいます。またフラボノイドには、肌の潤いを保ったり、血行をよくしたりという美肌効果も。カカオは含有率70%以上のダークチョコレートを選んでください。
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▽ 参考記事(海外サイト):Can POTATOES really prevent sunburn? Experts reveal 12 superfoods that can help heal skin damage (and can even prevent it)