日本人の多くが抱えている病、「白人崇拝病」1度これにかかってしまうと、中々面倒くさいもので、英語が上達しにくいのです。実際、私もこれにかかったことがあるのですが、この病にかからないようにするには、もしくはここからの脱出方法を今回はお教えします!
「白人崇拝病」とは?
我々日本人は何かと白人を崇拝する傾向にあります。現に沢山の白人モデルを日本の雑誌やCMで目にしますよね。確かに彼女達は美しく、うっとりするようなヴィジュアルの持ち主。金髪に青い目、長い手足、憧れます。私自身ハリウッド映画への憧れからアメリカに行ったので、アメリカ人を崇拝していました。しかし厄介な事に、いざ白人(アメリカ人)を目の前にすると、緊張してしまい英語が話せないと言う経験がよくありました。にもかかわらず、アジア人には緊張する事無く、間違っていようが通じなかろうが堂々と英語で話していたのです。それはなぜなのだろう?とずっと考えていたのです。
白人を神扱い!?
彼らを目の前にすると、自分が敵うものが何一つ無いような気にさせられるのです。そうすると、いつもの自分が中々出せず、控えめで大人しい子になってしまうのです。しかし、少し共に生活してみるだけで、彼らも私達と同じ「人間」である事に気付くわけです。つまり彼らは失敗もすれば、私の方が勝っている部分もある、それらが見えてくると、今まで崇拝していた彼らにも平等な気持ちを持って話しかける事が出来るようになりました。
日本の素晴らしさを学び、日本人である事に誇りを持つ
これは日本に住んでいながら体感する事は中々難しいのですが、私自身、アメリカに住んで初めて日本を外から見た時に、自国の素晴らしさを知ったのです。そもそもアメリカ人の多くは日本に興味があり、日本人のおしゃれなセンスを羨みます。日本食が大好きだと言います。そして日本人は美しいとまで言ってくるので、初めは信じられませんでした。なぜ日本を?なぜ日本人に憧れるの?と。しかし、これって私がアメリカ人に憧れていたのと全く同じパターンですよね。つまりは人間は無い物ねだりなんですね。それ以来、多くの人が羨む日本と言う国、そして日本人である事にとても誇りが持てるようになったのです。
教訓「自分を信じ、自分を認める」
アメリカ人の友人に「なぜ日本人はアメリカ人のヴィジュアルに似せてこようとするの?そのままの方が美しいのに。」とよく聞かれました。髪を染めたり、カラコンを入れたり、メイクを濃くしたり、とまるで西洋人風にするメイクがここ最近ずっと流行の中心ですが、一旦落ち着いて自分を見つめた時に、飾る必要も無く、あるがままにいる自分が一番美しいと気付かされました。英語を母国語としない私達が完璧に英語が話せる訳無いんだし、間違えて当然!と言うくらいリラックスしていて大丈夫!それこそが「白人崇拝病」から抜け出せる方法!その気持ちさえあれば堂々と人前で英語が話せて、気付けば自然とハイクオリティな英語力が身に付いていますよ!