皆さんは自分の体のやわらかさに自信がありますか? スマホやゲーム、PC世代の現代人は同じ姿勢で長時間すごすことから体がカチコチになり、固くなっている人が増えているのです。体が固くなると血流も悪くなり代謝も低下、さらに首や肩が固まることで顔のたるみやくすみを引きおこし、お尻や背中などが固くなると余分な脂肪がどんどん蓄積されていきます。体が固い人こそ見た目年齢がどんどん老けていくので要注意!
体は想像するだけでやわらかくなれる?
体をやわらかくするには毎日ストレッチを続けることが大切。ストレッチは重い腰をあげて行うようなハードなものではなく、腕まわしや前屈など「体が伸びているな~」と思えるような簡単なものでOK。そしてやわらかくなる近道には「想像」が大事!
じつは、脳を安心させると体の筋肉がゆるむことがわかっています。自分の体はやわらかいしもっとやわらかくなれる……そう思いこんだらさっそくストレッチ開始!
体をやわらかくする5つのステップ
1) たった1mm、1cmだけ伸ばそうと思う
急に「あと10cm、こぶし1個分伸ばそう!」と頑張っても不可能。体をやわらかくするには毎日の継続が大切なので、毎日コツコツ、1mm、1cm伸びるのを積みかさねていくと、いつの間にか柔軟な体になります。
2) 痛いと感じるまで伸ばさない
つい痛いと感じても「もう少しいける!」と無理をしがち。しかし、体は痛みを感じると伸ばすことにストレスを感じ、逆に脳が収縮の指令を与えてしまうのです。痛いと感じるまで伸ばさず、コツコツ体がやわらかくなっていく工程を楽しむことが大切です。
3) 自分の体は「こんにゃく」だと思う
脳を洗脳することも大切。自分の体はやわらかいこんにゃくだと思いこみます。くにゃっと曲がるのをイメージするだけで伸びの記録が伸びるのです!
4) 伸ばしたい筋肉を押しさする
凝った体はロックがかかったように伸びないもの。無理矢理伸ばすと痛みがともなうだけです。たとえば前屈だったら、まず腰とお尻、太ももの裏など伸ばしたい筋肉を少し押しながら5回ほどさするだけで楽に伸ばすことができます。
5) デスクワーク等で固まったらすぐに伸ばす
PCやスマホをしているとつい長時間同じ体勢ですごしてしまいがち。一時間に1度は軽く腕まわしなどして体を伸ばしてあげましょう。これだけで体が快適になり日中体が固くなるのを防止できます。
まとめ
体を伸ばすことは、くすみやたるみを改善させたり、肩こりや首こりの改善、さらにボディの引きしめ効果、続けることで姿勢や体の動きまでよくなります。それだけでなく、ストレス緩和やリラックス効果にもつながり、総合的な健康効果を望めるので、無理に運動するよりも効果的! ポイントは気軽に脳をリラックスさせながら行うこと。
いつでもどこでもできるストレッチをさっそくとり入れて毎日続けていきましょう。